高知県といえば、鰹や鯖などの海産物をはじめ、ゆずや文旦などの柑橘類が特産品として有名ですが、四万十川の上流域に位置する津野町は四国山脈の山間にあり、おいしいお茶が育つ条件が整った隠れたお茶の名産地です。
津野町で採れるお茶の特徴は、旨味と甘み、そして苦味のバランスが絶妙なところ。そして薄い茶の色とは正反対に深い味が楽しめるのも津野山茶の特徴です。
四国山脈の山間部にある茶畑は、適度に日光が注ぐことでえぐみがなく、また標高600mの高地で栽培されることで朝晩の寒暖差が大きく、それが美味しいお茶を育むのです。
静岡や鹿児島、京都など、お茶の産地は数多くありますが、津野には津野ならでは美味しいお茶があります。ぜひ、一度ご賞味ください。きっと癖になるはずです。
津野町産のお茶はもちろん、緑茶を美味しくいただくための4つのポイントをご紹介します。
茶葉の量は1人前の場合、5g。
カレースプーン1杯が目安です。
2人前は6g。3人前は9g。
お湯は、一度湯のみに移し、
湯のみの9分目を目安に
注いでください。
2人前は2杯。3人前は3杯。
お湯は沸騰させ、カルキを抜いた
お湯を使用します。湯の温度は、
湯のみに移し、手のひらで触れる
70~80°が最適です。
きゅうすの底にまんべんなく茶葉を広げ、適温のお湯を回し掛けるように注ぎます。そして、約90秒ほど浸してください。